ゴシック建築の宝石箱の中にある、新しい祭壇は、本質を主張する行為である。薄くて乳箔な質感のガラスブロックは、壁面の色と金箔の木造が対話を作り出しながら、室内の雰囲気に溶け込んでいる。このような歴史的建造物では、各時代に応じて、芸術的や建築的な新しい寄与により、頻繁に編成される。この新しい祭壇も開放と一新の在り方に一環をなしている。
技術:
祭壇は、内面に円板を貫いた乳白色に加熱成形されたガラス箱で構成されている。この箱は、 目立たない脚部の金箔の円柱に通して置かれている。金色の反射がガラスを通して見える。全体を木工細工の技術で組み合わせて、ガラス面を目立たなくさせている。
特徴:典礼用の家具
創作、コンセプト、制作:アトリエ エマニュエル・バロワ
建築家:ジャック・ポルト
施主:サン・ジュリアン・ダンス市